伊勢海老のロブ

カメラや家族、旅行と書いていく、日々の備忘録。

僕が妻と結婚するまで

なんかよくわからんけど、妻と付き合った時のことが夢に出てきたロブです。

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なんだか懐かしくなったので、チラシの裏程度にメモ書きを。 

 

そもそもきっかけは?

実は僕と妻は小中と同じ学校で、中学校のとき付き合ってたんですよ。その後別かれて、高校かららは全く別の人生で社会人になってからも特に接点はなかったんですよね。同窓会も行きましたが、特に何もしゃべらずに終わりました(笑)

そしたらある時メールが来て、

「お盆実家帰るとき一緒に帰らん?」

って。そのころ僕は以前付き合ってた彼女と別れて、そのときショックで始めたトライアスロンにはまってた時期。もう寝ても覚めてもトライアスロンのことしか考えてなかったし、そこそこ強くなって県強化選手にもなったりしました。だからもう結婚は諦めてたんですよ。正直25歳までに結婚して早く父親になりたいと思っていたので、当時28だった僕は人と付き合うことを全くしてなかったんです。なので、何も考えずに彼女のアパートまで行って、実家まで送って終わり。特に話が盛り上がった記憶もないし、何か言われて記憶もないんですよ、はい。

 

約束

で、何故かは知らないけど、地元の祭りに行く約束をしたんですよ。いつどこでしたのかは忘れましたが、とにかくしたんですよ。たまにはいいかなって。夏休みだったので暇をつぶすのにちょうどいいかなって。そしたら前祭りの前日、高校の同級生とプチ同窓会をしていたら突然電話がきて、少し話したあとにこういったんですよ。

「いまさら彼女おるとかないよね?」

ん?なんの話?ってかここ数日でそんな恋人関係に発展するようなくだりはなかったよね?ってかこいつ、僕のこと好きなんだなって確信しました(笑)

 

祭りの日

 当然祭りに行きましたよ(笑)。あの電話なんなんだ?って想いながら。多分告白してくるんだろうなぁとも感じたし。初めて付き合ったときも、向こうから告白してきたので。えっ、僕からしろって?ないね、それは。何でか知らないけど、

「向こうが告白してきたら付き合って結婚しよ。してこなかったら、それでおしまい。」

って決めてたんですよ。もう、結婚したい欲求のピークを過去に過ぎてしまった僕は、そろそろ今後どんな生活をするか決めてしまおうと思ってました。だから、祭りの終わりに告白されたときは普通にOKしましたよ(笑)

この話すると、

「えっ、幼なじみじゃん!もう、運命だったんだよ!」

って、言われますが当の本人はそう思ってません。僕は小学校からの転校生だし、妻も一時期転校していたこともあったし。でも、昔から知ってる仲だから簡単に付き合ってみようと思えたんですよね。僕警戒心強いもん(笑)だから、その隙間をぬって入ってきたのが、妻だったわけです。新しい人だと、多分警戒して仲良くなることもないだろうし、クラスメートの知り合いだと、微妙に知ってるから恥ずかしくて踏み込みづらいと思うんですよね。それって、

「近いところで手を打って妥協したんじゃね?」

とも思えますが、まさにその通りだと思います。いろんな人と出会えますが、相手の深いところまで行くのって疲れるもんね。言いたくないこともあるだろうし、根本的に理解できなあこともある。だから、今の人間関係を壊さずに深い所まで入り込むのって、なかなか出来ないんですよね。僕の場合何らかのリスクを負わないと、そういう関係って築けないタイプだから、そういう意味でしっくりきたんだと思います。

 

その後

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やると決めたら早いもんで、翌月には婚約指輪を作ってました。アホですか?って言われそうですが、そんなもんですよ。もしこれでダメなら、もう結婚しない可能性も高いし、逆にケジメもつだろう。そんな風に思ってました。

 

こうやって見るとなんで結婚したんだろうなぁ。なんだか不思議な感じがします。結婚の理由なんて人それぞれですよね。見た目が気に入った、人柄がよかったなどなど。結婚してみると、案外嫌な部分が見えてきたり、こんなはずじゃなかった!とか思う部分が出てきたりしますよね(笑)僕は妻の見立ても好きだし、味の好みが近いところや、気づかいできるところが好きです。でも、嫌いなところもあります。昔先輩が、「好きな人の嫌いなところが好きなら結婚できる」といってたことを、今なら理解できる気がします。

 

この人と結婚していいの? (新潮文庫)

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